WORKS

木とRC、緑が溶けるファサード

施工データ

所在地
東京都 世田谷区
工期
2022年10月〜2023年8月(約10か月)
用途・種別
RC造+木 デザイナーズ住宅
竣工年
2023年

OVERVIEW工事概要

鉄筋コンクリート造2階建て・延床面積148㎡。白と黒の箱型ボリュームを組み合わせ、外壁の一部に横張りの木壁を採用した混構成の住まい。

REQUESTお客様のご要望

コンクリートの静けさは欲しいが、無機質一辺倒の外観にはしたくない、という設計要件から計画が始まりました。街並みに対して威圧的にならず、年月とともに植栽と馴染んでいくファサードが求められました。素材そのものの質感で構成し、装飾に頼らないこと。それがこの住まいの出発点です。

PROPOSALご提案内容

白と黒、ふたつの箱を明快に分節し、その狭間にRC打ち放しの素地を据える構成としました。打ち放しの硬質な面に横張りの木壁を重ねることで、コンクリートの量感に温度を与えています。足元には植栽帯を回し、緑がファサードの一部として立ち上がるよう外構と建築を一体で設計。木壁は経年で表情を深める素材を選定し、竣工時が完成ではなく、住みながら育つ外観を意図しました。構造はRC造とし、耐震性と遮音性を確保しています。開口は箱の分節に沿って整理し、面の美しさを損なわない位置に絞り込みました。

HIGHLIGHTこだわりポイント

01

打ち放しの質感

型枠から生まれるコンクリートの素地をそのまま外観の主役に。塗装で覆わない打ち放しは、光の角度で表情を変え、時間帯ごとに異なる陰影を見せます。

02

横張りの木壁

硬質なRCに横張りの木壁を重ね、素材同士の対比で外観に温度をつくりました。木目のリズムがファサードに水平の流れを与えています。

03

緑と建築の一体設計

足元の植栽は外構工事の添え物ではなく、ファサード構成の一要素として計画。白と黒の箱、RC、木、緑が一枚の絵として溶け合います。

VOICEお客様の声

コンクリートの家は冷たく見えないか心配でしたが、木と緑が入ることで想像以上にやわらかい表情になりました。帰り道にファサードが見えてくるたび、この家にしてよかったと思います。植栽が育つのがこれからの楽しみです。(お施主様)

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