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打ち放しコンクリートの大開口

施工データ

所在地
東京都 大田区
工期
2024年6月〜2025年4月(約10か月)
用途・種別
RC造 デザイナーズ住宅
竣工年
2025年

BEFORE / AFTER施工前・施工後

BEFORE 打ち放しコンクリートの大開口 施工前
AFTER 打ち放しコンクリートの大開口 施工後

GALLERY施工後ギャラリー

完成後の記録です。大開口まわりの打ち放しの壁とベンチ、スリットから光の落ちる階段、型枠の目地とPコン跡が並ぶ壁面、空を斜めに切り取る片流れの軒先、そしてパラペットと勾配壁が取り合うところ。開口部の大きさを支えている壁そのものと、その輪郭を見ていただくカットです。

打ち放しコンクリートの大開口 施工後
打ち放しコンクリートの大開口 施工後
打ち放しコンクリートの大開口 施工後
打ち放しコンクリートの大開口 施工後
打ち放しコンクリートの大開口 施工後
打ち放しコンクリートの大開口 施工後

OVERVIEW工事概要

鉄筋コンクリート造2階建て・延床面積156㎡。打ち放しの壁量と大開口の掃出し窓、鋭い勾配の片流れ屋根で構成した住まい。

REQUESTお客様のご要望

閉じる強さと開く大胆さを、ひとつの外観の中で両立させたいという要件から設計が始まりました。プライバシーを確保しながら、庭側には思い切り開いた大開口が欲しい。構造の力でしか実現できない住まいを、という明快な要望です。屋根はフラットではなく、動きのあるシルエットが望まれました。

PROPOSALご提案内容

RC造の壁式構造を活かし、庭側に全開放の掃出し大開口をとりました。コンクリートの壁が水平力を受け持つため、開口部に太い柱を立てる必要がなく、ガラス面の抜けを最大化できます。外壁は打ち放し仕上げとし、型枠のセパレーター跡(Pコン跡)の整然としたグリッドをそのまま意匠として見せました。施工段階から型枠の割付を図面で管理し、竣工後の壁面に美しい規則性が残るよう設計しています。屋根は鋭い勾配の片流れとし、水平に伸びる開口と斜めに走る屋根線の対比でファサードに緊張感を与えました。RCの蓄熱性を踏まえ、開口部は高断熱サッシで熱的な弱点を補っています。

PROCESS施工プロセス

壁式構造の配筋

STEP 01

壁式構造の配筋

庭側の全開放の大開口を実現するため、水平力を受け持つ壁の位置と配筋を計画しました。RC壁式構造の躯体はこの段階でほぼ決まります。

セパレーターとPコンの割付

STEP 02

セパレーターとPコンの割付

型枠を締めるセパレーターとPコンの位置は、仕上がったときに壁面へ残るグリッドそのものです。意匠として通るよう、施工前に図面で割付を決めました。

型枠の建て込み

STEP 03

型枠の建て込み

割付どおりに型枠を建て込みます。打ち放しは塗り直しがきかないため、この段階の精度がそのまま仕上がりの表情になります。

打設・脱型、そして竣工

STEP 04

打設・脱型、そして竣工

コンクリートを打設し、天端を均します。脱型すると型枠の跡とPコンのグリッドが現れ、開口部に高断熱サッシを納めて竣工しました。

HIGHLIGHTこだわりポイント

壁式構造の大開口
01

壁式構造の大開口

RCの壁が構造を受け持つことで、開口部から柱を消しました。掃出しの大開口はガラスの抜けが最大化され、量感ある壁との対比が際立ちます。

Pコン跡のグリッド
02

Pコン跡のグリッド

型枠セパレーターの跡を隠さず、整然としたグリッドとして見せる打ち放し。型枠の割付を設計段階から管理し、壁面に規則の美をつくりました。

打ち継ぎと雨筋が刻む陰影
03

打ち継ぎと雨筋が刻む陰影

型枠の打ち継ぎラインに沿って現れる雨筋も、打ち放しコンクリートならではの表情。均一に塗装した壁にはない、素材そのものの陰影がファサードに深みを与えています。

VOICEお客様の声

打ち放しコンクリートの大開口の家に住まわれる40代のお施主様(デモ)
大きな窓を全部開けると、リビングと外の境目がなくなる感覚があります。コンクリートの壁の丸い跡も、住むうちに愛着が湧いてきました。この家の顔だと思っています。(お施主様)

お施主様(デモ)|打ち放しコンクリートの大開口

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