コンセプト

夜景に浮かぶRC打ち放しの箱型住宅

CONCEPT

箱に、暮らしを彫刻する。

モノリス——ひとつの塊。私たちの設計は、敷地に置かれたひとつの箱を思い描くことから始まります。そこに光を彫り、風の道を通し、眺望へ向けて大きく開く。装飾を足すのではなく、余分を削ることで、暮らしの輪郭を浮かび上がらせる。それがモノリスホームの家づくりです(デモ)。

建築家との家づくり

白い箱型住宅の大開口と吹き抜け

設計の出発点は、間取りの要望ではなく敷地そのものです。隣家の窓の位置、午後の光の角度、遠くに抜ける視線。それらを読み解いてボリュームと断面に翻訳し、模型とスケッチを行き来しながら、その敷地にしか置けない箱のかたちを探します。

打ち合わせは対話の積み重ねです。暮らしの道具や本の量、車の台数といった具体から、天井の高さ1センチの意味まで。決めごとを急がず、図面と模型で確かめながら設計を進めます(デモ)。

素材——打ち放し、ガルバリウム、木

RC打ち放しは、構造がそのまま仕上げになる素材です。型枠の割付とセパ穴のリズムが壁の表情を決め、時間とともに深まる質感が建物の記憶になります。黒いガルバリウムは、鋭利な陰影で箱のプロポーションを引き締めます。

そこに木を差し込みます。コンクリートの硬質さに木の温度が加わることで、抽象的な箱は住まいの顔になる。素材は多くを使いません。三つの素材の対比と配分だけで、外観も内部空間も構成します。

RC打ち放しと木の壁面の対比

大開口と、箱型のプロポーション

打ち放しの壁面に穿たれた大開口

窓は壁に開けた穴ではなく、箱を彫り込んだ痕跡です。閉じるところは徹底して閉じ、開くところは床から天井まで一気に開く。この緩急が、都市の敷地でもプライバシーと開放感を両立させます。

軒ゼロと片流れの屋根は、箱の輪郭を空に対してシャープに切り取るための選択です。雨仕舞いは笠木・通気・防水の標準ディテールで裏打ちし、意匠と耐久を同じ図面の上で解きます(デモ)。

暮らしの器としての箱

箱は完成した瞬間がゴールではありません。家具が入り、本が増え、季節の光が移ろう。余白を残した空間は、暮らしの変化を受け止める器になります。造り込みすぎないこと、それ自体が設計です。

打ち放しの壁は年月とともに表情を深め、ガルバリウムは陰影を保ち続け、木は色を育てます。十年後にいちばん美しくなる家を、私たちは設計しています(デモ)。

紺のガルバリウムと木を組み合わせた外観

この考え方が、実際の敷地でどんな箱になったか。施工事例でご覧ください。